睡眠を見直そう

今や、日本人の半数以上が睡眠に対して不満や悩みをもっているといわれていますが、何か対策をしているかといえば、何もしていないという人が少なくありません。しかし、睡眠のメカニズムが科学的に解明されるにつれ、たかが睡眠不足と放っておけないことがわかってきました。睡眠について考えたことはないという人も、睡眠を何とかしたいという人も、一度、睡眠を見直してみませんか?


睡眠不足は健康の大敵
「睡眠不足で困るのは、日中の眠気だけ」、「睡眠不足でも、週末にお昼まで眠れば解消できるはず」と思っている人がいたら、その考えは改めたほうがよさそうです。専門家による研究により、睡眠不足や睡眠障害が健康に大きく影響することがわかってきたからです。(下記参照)
たかが睡眠不足と侮らず、健康的、能率的に生活するためにも、睡眠を見直しましょう。

睡眠不足や睡眠障害の健康への影響 資料:睡眠改善協議会(白川修一郎)
脳機能低下
−集中力低下(事故)
−注意維持障害
−記憶・学習障害
−感情制御機能低下
−認知機能障害
−創造性低下
−意欲低下
−自己評価低下
−精神性ストレスの蓄積
循環器機能低下
−血圧上昇
−虚血性心疾患リスク増大
免疫機能低下・異常
−癌発症リスク増大
−感染リスク増大
−アレルギー性疾患発症リスク増大
脂質代謝機能異常
−肥満
アルツハイマー型痴呆発症リスク増大
脳血管性痴呆発症リスク上昇(不眠患者・閉塞型無呼吸患者)


あなたの眠りの状態は?
最近、ケアレスミスが多くなった、疲れがとれない、ちょっとしたことでイライラする、以前より太ったというような人、また、下記の項目にあてはまるような場合も、睡眠を見直すことが必要。
*1ヶ月以上、眠れない夜が続いている人は専門医へ
 
1.心配事や悩み事があると、すぐ眠れなくなる性質だ。
2.仕事が忙しいときは睡眠不足でも仕事が終わるまで頑張る。
3.最近、面白そうなことがあっても、面倒であまりやる気にならない。
4.休みの日は、朝早くから出かけることはほとんどない。
5.朝食はほとんど食べない。
6.夜中に目が覚めることが時々ある。
7.朝、起きたとき頭が重く、すっきりしないことがよくある。
8.ストレスがたまっていて、イライラしたり、ぐっすり眠れない。
9.仕事中はほとんど外に出ることがなく、運動量も少ない。
10.日中、我慢できないほどの眠気を感じ、ボーっとすることがある。

 

文章:睡眠改善インストラクター 竹内由美
監修:国立精神神経センター・精神保健研究所 医学博士 白川修一郎先生
 
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